2011年9月21日

VMware FusionのWindows7仮想ハードディスクを縮小する

Filed under: Computing — wp-post @ 9:53 PM

VMware FusionでBootCampから変換したWindows7の仮想ディスクだけど、気づいたら、最大サイズが233GBって、内蔵HDDのサイズまんまになってて…。

今は20GBくらいだからいいけど、SSD(Intel 320 series 160GB)に変更しようかとも考えてるので、最大サイズを小さくしたい。

そこで、色々やってみて、なんとか縮小できたので、手順をメモ。

 

やってみたこと

・Fusionでディスクのサイズ変更 ⇒大きくするのはできるけど、小さくはできないので、NG。

・ParallelsとかVirtualBoxにトランスレートしてそこでなんとか小さくできないか ⇒そのままのサイズ(233GB)が引継がれるので、NG。

で、次に思いついたのは

・別のVMで小さくしたい仮想ディスクを非起動ディスクの形でマウントして、Fusionのサイズ変更で小さくする。 ⇒これもできないみたい。

そして、最後に成功したのが以下の方法。

 

1.サイズを小さくしたVM(VM1)の仮想ディスクを複製する。(以後オリジナルをIDE0,複製をIDE1と呼ぶ)

2.別のVM(VM2;起動用の仮想HDDはIDE2とする)を用意して、これにAcronis TrueImageをインストール。

IDE2はWindowsであればIDE1をコピーしたものでも何でも良い。

3.VM2にディスク追加でターゲットの小さくしたい仮想ディスク(IDE1)と新規の仮想ディスク(IDE3)を追加する。

IDE3のサイズは今回は40GB(サイズ可変ボリューム)とした。

4.VM2は全てのスナップショットを削除してから、IDE1のサイズをサイズ固定ボリュームに変更する。

5.VM2でディスクの管理を実行し、IDE1のパーティションのうち、実際には使われていないパーティション(実使用領域はドライブレターが割り当てられている)で最大サイズ(今回は233GBから実使用領域の容量を差し引いた分)のものを解放する。

6.VM2でAcronis TrueImageを起動して、ディスクのクローンを作成でIDE1からIDE3へデータを複製する。

7.複製作業が完了したら、IDE3以外をVMのHDDの所定位置外に移動する。

8.試しに7でIDE3だけにしたVM2を起動させてみる。 ⇒起動時にエラーとなるはず。

9.Windows7のインストーラDVDを挿入して、VMwareにマウントできる様にした上で起動ディスクとして指定する。

10.インストーラDVDからVM2を起動し、Windowsの修復でIDE3を修復する。

11.修復が完了したら、IDE3を複製し(移動でもよい)、VM1に組み込む。

VM1では一旦IDE0を別の場所に移動しておき、起動ディスクとしてIDE3を設定する。

12.VM1をIDE3から起動して問題がなければ完了

 

 

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